3月7日(月)、子育て家庭を訪問するボランティアさん(ホームビジター)のスキルアップ講座を開催しました。まん延防止等重点措置中でもあり参加されたビジターさんは7名でした。
まず最初に、ホームスタート・東大阪の活動状況を報告させていただきました。 こちらの記事にまとめておりますので御覧ください。
事例検討『訪問で戸惑ったとき』
実際の訪問をベースに架空の訪問事例を作り、みなさんで意見を交わし合うグループワークを行いました。
訪問先で予想外の展開になったりして戸惑ったときの対応として、オーガナイザーに電話で相談すること。ホームビジターが受け入れられないことは断ってもいいこと。などを確認しました。
また、ホームスタートは母親を中心に支援するけれど、家庭全体で捉える視点も役に立つことを学びました。
オーガナイザーは依頼家庭のニーズをできる限り把握してビジターに伝えるように努めていますが、やはり訪問が進む中でわかってくることもありますし、ニーズが変化していったり、隠れていたニーズに気付くこともあります。
「先入観が無いからこそわかったこともある」という言葉が印象的でした。
ホームビジターは、その日の訪問の中で完結させようと気負っていただかなくて大丈夫です。気にかかることはオーがナイザーと共有し、次につなげていきましょう。フィードバックも大切にしながら、一緒に家庭を支えていけるようサポートしてまいります。
今回も貴重なご意見をたくさんいただき、ありがとうございました。
交流会
真剣に話し合ったあとは、気軽におしゃべりを楽しみました。
まだ訪問の経験が無いホームビジターさんからは、ホームビジター養成講座で学んだことをどのように維持したらよいか。といったお話もありました。国は有償の育児や家事支援を進めているけれど、子育て家庭の不安や悩みに寄り添うボランティア活動の意義も大切にしていきたいという思いを語り合いました。
ホームスタート・東大阪は今年で5周年を迎え、みなさまに存在を知っていただけるようになってきました。新たな仲間も増えていき、活動を通じてたくさんの笑顔に出会えることを嬉しく思っております。どうぞ今後ともご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
ホームスタートは 40年以上前に
イギリスで始まった支え合い活動です。
日本でも2009年より始まり、
100か所以上の地域に広がっています。
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