
1〜4期生のビジターさんが集いました
11月17日(水)、子育て家庭を訪問するボランティアさん(ホームビジター)のスキルアップ講座を開催しました。
今年度初となる講座に19名のビジターさんが集まってくださいました。再会を喜ぶ声もあちらこちらで聞かれ、マスク姿でもわかるくらいに笑顔がこぼれていました。
10月に養成講座を終了したばかりのビジター4期生のみなさんにとっては初めての研修会でもあり、先輩ビジターさんとの交流の機会にもなりました。養成講座では緊張で硬くなりがちでしたが、うちとけてお話しされている様子にほっとしました。
ママさんの体験談にもらい泣き
今回のテーマは「多胎家庭への支援」。
双子を育てているママさんに来ていただき、出産や子育ての体験をインタビュー形式で伺いました。
多胎家庭についての知識を学ぶだけでなく実体験を共有できたことで、その子育ての過酷さを心で感じとることができたと思います。
お話しされているうちに当時のつらい気持ちがよみがえってきて涙ぐんでしまう場面もありました。傍から見ているだけではわからない大変さは想像以上のものなのですね。わかってもらえないつらさも含めてお母さんの気持ちを受け止めさせていただけるように、今後の活動に生かしてまいります。
グループワークで喋りつくしました
後半はグループワークを行い、実際の訪問を想定した事例について、どんなふうにすれば保護者に寄り添った支援ができるかをたくさんたくさん話し合いました。
みなさま時間も忘れて積極的に意見を交わしていただき、具体的なアイデアもたくさんいただくことができました。
最後に、多胎家庭への訪問活動の特徴と、お母さんの気持ちを一番に考えるということ、訪問終了後もお母さんが頑張っていけるくらい元気になってもらうこと(エンパワーメント)を大事にしていくことなどを確認しました。
ゲストのママさんからも「一緒にいてくれるだけ、聴いてくれるだけで本当にうれしい」という言葉をいただきました。
長時間のとても内容の濃い研修となりました。ご参加いただいたみなさまに感謝を申し上げます。
毎回集まるたび、みなさんが一生懸命に考えてくださっている姿に感動を覚えます。ボランティアとして活動される方以外にも、こうした温かい眼差しを持っている方はきっと大勢いるんだろうなと感じます。それぞれができる範囲で、大変さを抱えている人達を応援していけたらいいなと思います。

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