【里帰りしない出産体験記】ママの負担を軽くするための準備が大事!

近ごろはさまざまな事情から、里帰りをせずに出産するご家庭も増えていると思います。
そうしたご家庭の不安を少しでも解消できないかと、里帰りしないで出産したスタッフの体験談を紹介します(コロナ前の体験です)。

産後の生活のことがまったく想像できないまま出産し、いざ子育てを始めてみて準備不足を痛感。そんな体験から、里帰りする人もしない人も、産後の生活を少しでもラクにできるヒントを見つけてほしいです。

里帰りせずに良かったこと・大変だったことは?

良かったこと

①実家と行き来する手間がかからなかった

里帰りするとなるとどうしても自宅と実家両方の準備や移動が必要になるけれど、そうしたことに頭を悩ませなくてよかったのは楽でした。

②赤ちゃんが生まれた直後からずっと夫がそばにいられた

里帰りしたときにありがちな、夫と離れてしまうことや自宅に戻るタイミングに悩むことが無いのは良かったです。
退院後から毎日赤ちゃんの成長を見てきた夫は、たまに当時を振り返って、さも「自分が」苦労して育てたかのように思い出話をします。

大変だったこと

①自宅にいて家事をしないでいるのは難しい!

産後に急に生活や意識を変えるのは難しくて、出産前と同じ動きをしようとしてしまい、思うようにならず身体にも精神的にもとても負担でした。

②思うように家族に家事育児を任せられなかった

実母が泊まり込みで手伝いに来てくれましたが、我が家に来たのは出産時が初めて。家事を頼むにも物の場所や家電の使い方から説明しないといけなかったり、土地勘が無く買い物も頼みにくい状況でした。

一方で夫は実母がいることで安心してしまい、仕事に専念。家事育児は「何を手伝えばいいのかわからないから手を出せない」といった様子でした。

③精神的な負担もけっこうあった

夫と実母との共同生活はお互いに気をつかいました。
実母が体調を崩していたこともあり、慣れない家事育児で倒れてしまわないかという不安ともどかしさがかなりのストレスになりました。

これから出産する人へ

できるかぎりの準備をしておいてほしい

出産準備というと、赤ちゃんのお世話グッズとか入院準備に気をとられがちですが、本当に大切なのは、ママの負担を軽くするための準備だと思います。

経験した人にはわかると思いますが、後期に入ると妊娠しているっていうことだけで大変!身動きがしづらいし寝苦しいし、はやく出てきて~と思います。さらに出産で気力体力を使い果たすくらい消耗するのに、産後すぐに痛みや不調に耐えながらエンドレスな抱っこと授乳の育児が始まります。(人それぞれで、妊娠もお産も軽かったり、その逆のケースもあります)

赤ちゃんのお世話も大事だけれど、産後の身体が回復しないままでは自分のことすらままならず悪循環になります。
少しでも不安があるなら、頼れるものは何でも頼って、つらい子育てにならないようにできるかぎりの準備をしておくといいと思います。

2人目の出産時に準備したこと

  • 妊娠中はとにかく食べて動いて体力をつけるように心がけた
  • 家の引き出しや戸棚にシールを貼り、何がどこにあるかわかるようにした
  • 食材宅配サービスやミールキットを頼んで、買い物や献立の手間を省いた
  • (手伝いに来る母のために)家の周りの地図を用意し、スーパーやバス停などがわかるようにした
  • 日中は家事のサポートと上の子の相手を実母に。夜は夫に活躍してもらい、分担を決めてそれぞれが休んだり気晴らしもできるようにした。

さらに
当時は産後ケアホームスタートなどの支援は無かったけれど、あったら利用したかったです。家族だからこそ話せないつらい気持ちを第三者に聞いてもらえたら、心の重荷を早く下ろせたかもしれません。
母乳育児にもとても苦労したので、助産師さんにももっと頼りたかったです。

朝も夜も寝れない2人目育児
赤ちゃんがいると3時間以上続けて寝れない生活は覚悟していましたが、2人目育児は昼も休憩できません。元気いっぱいに自己主張する上の子を憎らしく感じては自己嫌悪に陥ることが度々ありました。家族だけでなく一時預かりなども頼れたら良かったと思います。

これから出産される方は、行政の支援などをまとめた下のページを参考にしてくださいね。

初ママも安心!妊娠中~産後に頼れる先

振り返ってみて

初めての出産ではとりあえず母に頼るしかないし、それで何とかなるというより、ほかに何も思いつかないくらい本当に右も左も分からなかったので、知っていたら頼れるものがもっとあったのかもしれないし、家族のためにもなったかもしれないと後になって思いました。

母には感謝していますが、正直、思ったほど助けにならなかったんです( ;∀;) ごめんなさい!
助産師さんや保健師さんなどの専門家や、宅配や家事代行など便利なサービスを利用した方が、お互いに気持ちの上でも楽だったし、楽しく産後を乗り越えることができただろうなと思います。

子育てはラクしていい。贅沢でもワガママでもない。
家族が笑顔で過ごせることが何より大切だと思います。


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