東大阪市には「ちびっこ」と呼ばれる学童保育(留守家庭児童育成クラブ)があります。
放課後や学校休業日に家庭で保護者が面倒を見ることができないお子さんが安心して過ごせる場です。
学校の空き教室などを利用して、市から委託を受けた業者により運営されています。
どんな子が利用できる?
ちびっこに通える児童は、
東大阪市立小学校に通学している児童で、祖父母を含む同居の保護者が
居宅内外労働、疾病、障害、介護・看護、その他(就労予定・就学・出産・求職中等)
のいずれかの理由で児童の放課後の適切な保護が困難であること。
とあり、申し込みには証明書が必要です。
希望者が多い場合の選考基準は、東大阪市ホームページ に掲載されています。
定員や空き状況により高学年も受け入れているところもあります。
費用
月額 6,500円/1人 + おやつ代 2,000円程度
(土曜日も利用する場合は+1,000円)
きょうだい割引・負担金免除制度(生活保護受給家庭)があります。
特別な持ち物は必要ありませんが、着替えやタオル、給食が無い日には弁当やパン等の昼食を持たせます。
説明会&申し込み
毎年2月ごろに説明会があり、必要な書類をもらったり気になることを聞いたりできます。
説明会に出席できなくても申し込みできます。クラブへ相談してみましょう。
申し込みの受付日や場所は、入会するクラブにより異なります。
市政だより2月1日号または、ひがしおおさかし子育て応援なび をご覧ください。
申込書類のダウンロードもできます。
年度途中でも、空きがあれば入会できます。各クラブへお問い合わせください。
各クラブ一覧→ 留守家庭児童育成クラブの概要(東大阪市HP)
利用について
何時まで利用できる?
原則として放課後から午後5時までで、帰りの会をして下校します。
校門から各自で通学路を帰宅します(職員による送迎はありません)。
平日は午後6時半まで延長利用することもできます。
その場合、保護者のお迎えが必要です。
ご家庭の都合や習い事による欠席や早退もできます。
土曜日や長期休みの利用
土曜日や長期休みもクラブを利用できます(新一年生の入会は4月1日からになります)。
クラブは午前8時30分から始まりますが、普段より開門時間が短くなるため、登校時刻に注意が必要です。
給食が無いため、お弁当を持たせます。
土曜日の利用には月1000円の追加費用がかかります。
長期休みだけ利用する制度はありません(1ヶ月単位での利用のみ)。
クラブのお休み
日曜・祝日、年末年始(12月29日~1月3日)はお休みです。
台風や地震、警報が発令された場合などにもお休みとなります。
インフルエンザなど感染症による学級閉鎖になったときは、対象のクラスの児童は出席できません。
どんなふうに過ごす?
クラブにはおやつの時間・宿題の時間などがあり、部屋あそび・外遊びもします。
長期休みには上記に加えて、地域の施設やボランティアさんとも協力し各種イベントを用意してくれます。また、毎月のお誕生日会や年間行事もあります。
基本的に保護者の役割分担はありません。きまりや持ち物などに気を配ってあげてください。
低学年のうちはどうしても行きしぶりをしたり宿題を嫌がったりと悩みが尽きないと思いますが、一緒に子どもの育ちを見てくれるちびっこの先生方は頼もしい存在です。
家庭・学校・ちびっこ、それぞれがうまく連携できるよう、連絡帳や電話でこまめに連絡を取り合って、親も子も安心して学校生活を送れるようにしていきましょう。
おしえて!口コミ